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徒然日記

ベルばら 特出バージョン

本日(あ、また日付変わっちゃいました 笑)2回目の雪組『ベルサイユのばら』特別出演バージョンを観てまいりました。
友の会で唯一当選したSS席、間近で観るトップ3人並びは本当に見目麗しく、色々と構成演出はアレですがやや老化気味のお肌もピカピカになるくらい(笑)眼福のありがた~い公演でございました。

連休初日の大劇場は、ほんとに凄い人で、やはり『ベルばら』+『特別出演』という、二重の効果でしょうか。
終演後のキャトルはそれはもう凄い人だかりで・・・私は早々に退散いたしました(笑)

それでは、特別出演バージョンの感想など、少しだけ。




何といっても、トップ3人のご出演、今まで色々と特出はありましたが、トップさんが2人も特別出演するというのは、無かったかも・・・と思います。
そのため、通常バージョンとは構成も場面も色々と変更があり、前回みたベルばらとはまた違ったものになっておりました。

まずは特出のお2人について。

かなめオスカル、もうね~立ってるだけで素晴らしい!
まるでフィギュアのような等身バランスに驚愕しました。顔がちっちゃ~い\(◎o◎)/!
それに、特徴のあるあのお声が、女性でありながら軍服に身を包む・・・という設定にぴったりでした。

ちえアンドレはたくましい、骨太の男性でした。
なんか、ドキドキするような~男らしさ(笑)かなめオスカルと並ぶと特にがっちりとした体形に見えるのです。

お2人が並ぶと、なんかもう華やか!
ストーリーは二の次でもうこの2人が観られたんだからいいか~という気にさせられました。

それにしても、かなめさんは、雪組の方々と並ぶとやはり背高さんですね。
他の方々より、頭一つくらい大きく、顔がひと回り小さい(笑)
宙組が、いかに宝塚の中で背の高い面々が集中してるかってことですね~。

特出バージョンのため、プロローグでは2人がせりあがり、銀橋に出て1曲。
もうこの時点で、私テンションMAXです(笑)
通常バージョンには無かった毒入りワインの場面が追加され、2部に関してはフェルゼン編だかオスカルとアンドレ編だかちょっとわからなくなっちゃってるという微妙さ・・・(ーー;)もありますが、お2人が演じる毒入りワイン場面と今宵ひと夜から続くバスティーユ戦闘場面はベルばらのお約束のような場面なので、トップ二人で演じられるというヅカファンとしては観たかった!という願いがかなえられた場面でもありました。
それに、最後の牢獄場面ではやっぱり壮さんフェルゼンとあゆちゃんアントワネットの渾身の演技に雪組トップさんとしての底力を感じました。
また、フィナーレでは特出お2人による『小雨降る径』のデュエットもあり、観たい場面は網羅されている感じです。
宝塚ファンにとっては、とりあえずいいか~と納得しちゃうところではありますが、このベルばらで初めて宝塚を観た~って方にはどうなんでしょうね…。

はっきり言って、新場面はあるものの、過去のベルばら場面のつぎはぎ感は否めないです。
それに、ベルばらのストーリーを皆さん熟知しているという前提で話が進んでいきますから、初めて観た方は、きっと???な点が多々あるかと・・・(~_~;)
タカラヅカってキラキラしてるけどそれだけなのね~って思われないか…心配です。
それにこのバージョン、まっつさんの出番が超少ない。
歌声が聴けるのが、唯一バレードのフレーズだけなんて・・・ちょっと悲しい。

特出バージョンを観られたのは本当に眼福で楽しかったのですが、そのために色々と変則的になっていることを考えると、ちょっとね~と思ってしまうのでありました。
by hotei-fan-top | 2013-04-28 01:17 | 宝塚