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徒然日記

眠らないはずなのに…

年が明けてまだひと月もたってないんですが・・・今年になって3回目のヅカ観劇に行ってまいりました。
ちょいととばし過ぎでしょうかね(苦笑)

大劇場星組『眠らない男ナポレオン』を観劇してまいりました。
本日(1/23)15時公演は100周年記念のノベルティプレゼントを頂けるということで、
A5サイズかな?ミニファイルをGET!

表                                    裏
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何でも、もらえるというのは嬉しい(笑)
そんなわけで、観劇前からちょっとテンションあがりました。

実は11日に一度観劇しているので、今回は2回目。
前回は夫と一緒でしたが、今回はおひとり様観劇ということで、じっくりと観させていただきました。
『眠らない男』なんですけど、観てるとなぜか私は眠くなるという(苦笑)
そんな観劇の感想、ちょこっとだけ綴ってみます。



あらかじめお断りしておきますが、私ここのところ寝不足です。
だいたい5時間眠っていればいい方で、日によっては4時間とか3時間の日もあり、50代半ばの中年おばさんとしては、完全なる寝不足状態。
なので、通常より眠くなりやすいとお思いください。

さて、100周年を記念する公演の第1弾、全曲ロミジュリの作曲家ジェラール・プレスギュルビックさんに作曲を依頼し、今や宝塚のみならず、日本のミュージカル界でも数多くの舞台を演出する小池修一郎先生の演出、制作発表会での豪華な衣装・・・といやがおうにも期待の高まる公演だったわけですが、期待の割には・・・という感じでしょうか。
先日観た『風共』のように大きな期待を抱いていなければ(失礼!)それなりに面白い!と思えるものですが、 鳴り物入りで素晴らしいに違いない!と思って観るとこんなものか~とちょっと期待しすぎたかなということかもしれません。

まず、かの高名な先生の作曲された曲ですが、残念ながら印象に残って口ずさみたくなるような曲が無い。
悪くは無いと思うのですが、なんとなくどれも似たような曲に思えて、これがというものが無かったです。
それに、本当に全編歌とコーラスの嵐で、芝居部分が少なく、いやそこは歌わなくても・・・と思えるところが私にはたくさんありました。
フランス版の最初のロミジュリは、芝居というよりショー的な要素が強くて、全編歌で綴られているというようなことを聞いたように思いますが、今回の曲もそういうイメージで作られたのかなと思いました。
なので、それに歌詞を当てはめていかなくてはならなかったはずなんですが、なんだか説明を歌にしているみたいで、これも今一つ。
小池先生、お忙しくてもしかしてやっつけ仕事になってません?と言いたくなった所もあり(汗)
特に1幕中盤から終盤にかけて、イタリア遠征、エジプト遠征、アルプス越えと続いていくところが、同じような曲調が延々と繰り返されているみたいで、前回みた時もそうでしたが、どうしてもこのあたりで瞼が重くなってしまうのですわ(苦笑)
何事も、過ぎたるは及ばざるが如しというか、良い曲も芝居の合間にジャジャーンと入るから、良いのであって、それが延々と続くと何だか脳が疲れる(笑)そうすると必然的に脳は休息に入ろうとするわけで。
いや、これは私だけかもしれませんが、せっかく舞台上は多くの生徒さんが出て、コーラスやダンスをされているのに、瞼が閉じてゆく~(苦笑)

ストーリーも、ナポレオンの生涯のメインイベントを時系列的に並べたという感じで、ジョセフィーヌとの愛の描き方もちょっと中途半端な感じで、時代が時代だけに、小池先生お得意のエコ団体も出てきませんし(笑)、こちらも盛り上がりに欠ける感じ。
2幕の終盤になって、周りのみんながナポレオンから離れていき、戦いにも敗れ失脚するあたりでやっと少し盛り上がったかなと思えました。

衣装も戴冠式の場面は確かに豪華ですが(すべて新調らしい)、あっという間に終わっちゃうんですよね。
もうちょっとナポ様とジョセフィーヌで1曲歌うとか(いや、説明的な歌は歌ってるんですけどね)いっそのこと銀橋に出て、衣装を見せびらかすとか(笑)
一応、下手花道から登場して上手花道にはけるので、花道近くのお客様は間近で観ることはできるんですが、もうちょっとじっくり観たかったなあ~という印象です。

とまあつらつらと文句ばっかり書きましたが、決して舞台そのものが悪いというわけではなく、なんだかまだこなれてないというか、発展途上な感じで。
やはり小池先生は、新しく作るより潤色やリメイクの方がお得意なのかも…ね。

生徒さんはもちろん熱演されてましたよ。
ちえさんナポ礼音は、ずっと歌いっぱなしという印象ですが、どの歌も力強く渾身の熱演でした。
前回観たときにはナポレオンという役に対してまだ迷いがあったのか、珍しく苦戦してるなという印象でしたが、今回は腰が座った感じ。
苦悩する場面が多いので、ちえさんの笑顔があまり見られないのが残念ですが、力強いナポレオンでした。
ジョセフィーヌのねねちゃんは、バツ一子持ちという設定でも、それほど違和感はなく、ドレスもあれこれ着替えて美しさを堪能できます。
ただ、歌は高音を張り上げるような曲ばかりで、ちょっとお耳にはつらかったかな(苦笑)
まあ、男役さんのキーに合わせるので仕方がないのかもしれません。
ナポレオンの副官マルモンは紅君。
グランマルモン(晩年のマルモン)英真さんと同一人物設定ですが・・・どう見ても同じ人じゃないですよね(笑)
グランマルモンがナポレオンの息子に彼のことを話して聞かせるという設定で話が進むので、最初に同一人物だよ~と分からせるような演出がないと、ファン以外はわからないかも。
士官学校時代からの長きにわたって忠実な部下であった彼が、どうして彼の命令に背いてパリを明け渡してしまったのか、その苦悩は伝わってきました。
ナポレオンの妹と結婚する副官のミュラは真風くん。
今回は、髪形がいつもと違っていて、パーマをかけたのかそれともかつら?もみあげもがっつりと横刷毛に描かれてワイルドな感じでした。
軍服も、自分でデザインしたという設定らしく、他の人よりちょっと豪華だったりして。
宰相タレーラン北翔さん。
12月も舞台に出ていたのに、今月もと大忙しのみっちゃんですが、安定の巧さですね。
史実に基づいているのか、少し足が悪い設定で常に杖をつき足をひきづるようにして歩くので、体を痛めないかちょっと心配。
腹に一物ありそうな策士を難なく演じておられました。
そのほか専科からは美穂さん、一樹さん、英真さんと歌ウマさんを4人もそろえて、その割には各人の歌う場面は1曲丸々歌うというより歌い継ぐ方が多くて、ちょっともったいない感じ。
夫は専科さんだけはわかるのか、前回観劇時に『専科さんいっぱい出てたね』とそこ?!っていう感じの感想を言ってました(笑)

ジェラールさんの曲は総じて難しいのか、まだまだみなさん歌いこなすというには厳しい感じでしたが、その中でもちえさんと専科さん、それに礼真琴くんはさすがに巧いと思いました。

幕開きのコーラスなどは、なかなか良い感じでこれから始まるとわくわくさせられるのですが、だんだん疲れてきてかなりつらくなって1幕が終わり、2幕目は衣裳の豪華さを堪能したら、あとはナポ様の凋落を悲しい気持ちで観て、最後はフィナーレで満足!という悪くはないんだけど…ねという消化不良な感じの観劇でした。

私的に1番テンションが上がったのがフィナーレって(笑)
紅君の歌から始まり、金の翼を各々が脊負っているロケット。
一体あの羽はどんな構造になってるのか、ちょっと知りたい。
大階段ダンスで男役さんがナポレオン帽をかぶって整列すると、きのこの集団にしか見えない(笑)とか。
紅くんと真風くんのデュエットダンス?が思いのほか妖しいとか。
ちえねねのデュエットダンスの衣裳のキラキラ感が半端ないし、ねねちゃんの珍しいパンツスタイルの衣裳とか(あんま評判は良くないのかな?私は好きですけど)
フィナーレだけなら、もう何回か観たいです。

本編はそんなわけで、これからの進化に期待といったところですが、そうは言いながらも今日は平日ですが立ち見が出ていましたし、さすが100周年の幕開きらしい盛況ぶりのようでした。
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by hotei-fan-top | 2014-01-24 02:41 | 宝塚