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徒然日記

月組

皆様にずいぶんご心配頂いたようで…ありがとうございます。

さて、今日は2度目の月組さんを観劇してまいりました。

天候不順な毎日ですが、幸い雨には遭わず(どうも私がムラを離れたあとに土砂降りだったようですが)
無事にいってきました。
バウホールでは『ランスロット』も上演中でしたが、友人と一緒でしたし、チケットもないし…。
残念ながらそちらはスルーして、月組さんのみを観劇。

前回は感想が書けなかったので、せめてものお礼?に
忘れないうちに今日はちょっとだけ書いておこうと思います。




『アルジェの男』

鳳蘭さんの初演は…さすがに観てません。
再演も観てないので、今回が初見です。
ラストがかなり唐突だという話は聞いていましたが…確かに。
でも柴田先生作品なので、お話は破綻していないです(笑)

プログラムの解説に『或る青春像』と柴田先生がお書きですが、青春…というには霧矢さんは少々…(汗)
暫定2番手の龍真咲さん以下が、霧矢さんとは学年差があるせいか、アルジェの下町の遊び仲間というには少々無理がある気もしたりして…。
何だか、野望を持ってギラギラと上を目指しているようには見えないんだよね…まあ、これは生徒さんの学年を良く知っているが故の弊害かもしれませんけど。
もちろん、演技や歌は安定感があるし(そこが問題なのかも)安心して観てはいられるのですがね。
これはもう『アルジェの男』を霧矢さんの主演でという、根本の問題なのでいっても仕方ないか(苦笑)

霧矢さん演じるジュリアンと対比の役として描かれているのが龍真咲さん演じるジャック。
ジュリアンから『あまりあくどいことをするな』といわれた腹いせに、総督の財布を掏るようそそのかし、そのせいでジュリアンが総督の下で働き出世していくことを快く思っていない。
汚い手を使って人を陥れることなどなんとも思わない。
いやな奴です。
私は龍さんのちょっと気負った感じの芝居が苦手なのですが、今回の役にははまっていたような気がします。
ジャックがいやな奴であればあるほど、奴をどうにかしなければ…というジュリアンの気持ちに納得がいくので。

それに対して、明日海りお君演じるアンリは辛抱役。
物語のヒロインの1人であるアナベルに惹かれているけれども、それを口には出せず、彼女の世話係としてじっと彼女を見守る。
台詞もそんなに多くなくて…でも辛抱役に見えるアンリが、実は…という驚きの結末なのですけどね。

そういや、このアンリ役のみりお君が歌いながら銀橋を渡るところがあるのですが、前回夫と観劇した際、席が実は1列目でして、下手から銀橋を渡ってくるみりおくんの美しいお顔を眺めようとそちらに目を向けたら…隣で寝そうになってる夫に気づきまして(汗)あわてて、ひじで小突いて起こしたという(夫曰く、いやあの一瞬だけ寝てたんだ!と強調してましたけど)

あ、話がそれました(^_^;)

そして、今回の物語のヒロインは3人。
アルジェ時代からのジュリアンの彼女サビーヌ(蒼乃夕妃)、アルジェリア総督ボランジュの娘エリザベート(彩星りおん)、パリ社交界に大きな影響力を持つシャルドンヌ公爵夫人の姪の盲目の少女アナベル(花陽みら)。

サビーヌがパリで踊り子として踊る場面のまりもちゃんの生腹が美しい~のです。
無駄な贅肉はなくて、腹筋が割れてる!(精進のたまものですね~うらやましい)
足がスパーンと額の前まで上がるしなやかなダンスは観ていて気持ちいい。

エリザベートはつんとすました気位の高さが、アナベルは初々しさが、それぞれの持ち味に合った役どころで好演でした。

ボランジュ総督の組長さんが思いのほか(失礼)かっこよくって素敵。
若手の皆さんは、パリでの社交界の青年役。
何だか色違いのおそろいのタキシードで…あまりしどころがなくてちょっと残念でした。

私はこの作品の主題歌が好きです。
なので、ジュリアンの若者設定にやや無理は感じるものの、霧矢さんが『♪泥に~まみれた俺の青春…』と歌うと、なんとなく胸がせつなくなる。
やっぱり寺田瀧雄先生の曲はいいですね。

柴田先生が描こうとした青春の輝きと挫折と恋そして死。
ラスト畳み掛けるように事が起こり、初めてジュリアン自身が何を求めていたのか、気づきかけたときに…。

このラストシーンの陰ソロがとても良くって、誰かな~と思ったらとしちゃん(宇月颯)でした。

賛否両論あるというラストですが、私は唐突だけれども嫌いではありません(だらだら引っ張るよりいい)
どんな結末かは、実際ご覧になってお確かめくださいね。

ショーの感想は後日に。
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by hotei-fan-top | 2011-08-28 00:01 | 宝塚