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徒然日記

『ベルばら』2回目

つい1週間ばかり前観に行ったばかりですが・・・本日2回目のベルばら観劇してまいりました(^_^;)
今日は明日海オスカル、龍アンドレバージョン。
劇団の思うつぼと思いながら、やっぱり観たいと思うファン心理(笑)
今日も大劇場は立ち見の出る盛況ぶり。
ほんとにベルばらって集客力あるんですねえ。

それではちょこっと感想など。
ネタばれあります。



みりおちゃんは、観ていてせつなくなるくらい美しく、はかないオスカルでした。
ジェローデルの台詞に『僕はあなたが痛々しい・・・。』というのがありますが、まさにそんな感じ。
そりゃ、守ってあげたくなるよなぁ。
ちょっと穿った言い方をすれば、2番手でありながら準トップという立場でトップさんと役替わりの公演をしているみりおくんと、女性でありながらジャルジェ家の跡継ぎとして男として生きなくてはいけないオスカルがダブって見えたというか・・・(あくまで私がそう思って観るからなんでしょうが)
それに、役替わりしてまだ日が浅いせいか、台詞とか所作とか色々と大変そうで、観ていてなんかせつなくなっちゃいました。
でも、ほんとみりおくんて綺麗だよね。
あのつんとしたお鼻に、金髪の巻き毛がよく似合って・・・みとれました(笑)

まさおくんアンドレは、メイクもオスカルの時とはぜんぜん違って、おとなしめの印象。
控え目ながらも俺がオスカルを守る!という確固とした信念の感じられるアンドレでした。

フィナーレ最後のボレロ、先日観た時みりお君のかつらはボブのショートヘアだったのですが、今日はロングでした。
オスカルさまだからでしょうか?

まあヅカファンとしてはどちらのバージョンも観られて、それはそれで楽しかったんですが、やっぱりトップコンビがぜんぜん芝居で絡まないって・・・どうよ?
まさおオスカルバージョンの時でも、出撃前夜とオスカルが死ぬ時しか二人が絡むシーンはないのに、アンドレになるとほんとに全く・・・(;一_一)
初めて顔を合わすのがフィナーレのデュエットダンスでそれだけって・・・。
こころなしかちゃぴちゃんがさみしそうに見えたのは、私の気のせいでしょうかねぇ。

そのほかにも2回観るとまあ色々と言いたいこともありまして・・・。

今回アントワネットは出ず、フェルゼンだけが出てきますがこれって必要?ってちょっと思っちゃいました。
しかも、出てきた途端に『私はスウェーデンに帰国する』って突然言うんですよ(苦笑)
これって、ベルばらのストーリーを知ってる人なら理解できますが、そうじゃなかったらわかんない。
やってる紫門ゆりやくんも、この一場面でフェルゼンという人物を表現しなくちゃならないなんて大変ですよねぇ。

それから、なぜかいつも上手花道からオスカルに対して命令しながら登場するブイエ将軍。
3回登場して3回ともですよ。これってわざとなのかなぁ?

ロザリーがオスカル様を思って歌う歌が『♪白き~ばらひと~つ』っていうのってどうなの?
『バラベルサイユ』は主題歌的に歌われている歌なのでちょっと違和感ありでした。

オスカルとアンドレ編というのですから、2人が主役なんですが、やっぱりオスカルの方が見せ場が多いです。トップと準トップという名目の役替わりでも、やはりこれではトップの立場がちょっと気の毒。
それに、準トップということで色々と気を使いながら舞台を務めているみりおくんの負担も大きい。
もちろんみりお君のオスカルが観られてそれはそれで満足だったのですが、色々と・・・ねえ。
役替わりは観る立場からすれば楽しみですが、今回ばかりは無理に役替わりしなくても良かったかも・・・
とちょっと心が痛んだ公演でした。

でも、ベルばらってこれだけ人を呼べるのですから、やっぱり宝塚の『宝』なのでしょうね。


【おまけ】
今回の公演では、公演限定デザートがなんと3種類!も出されています。
名前も『オスカルの白いパルフェ』『アンドレのほろ苦いショコラ』『ロザリーの苺のムース』
私今回2種類制覇しました(笑)
辛党の私にはちょっと甘かった・・・なので3つ目は断念(笑)
それぞれの名前は見ればわかりますよね?

『ベルばら』2回目_e0115712_1134950.jpg『ベルばら』2回目_e0115712_1142020.jpg
by hotei-fan-top | 2013-01-21 01:05 | 宝塚