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徒然日記

まずは『マジシャンの憂鬱』の感想から

あわただしい観劇でしたが、無事帰りました。
花組さんには残念ながらお会いできませんでしたが、プチミュージアムも覗いたし、キャトルも寄りました。
ただしお目当てのブックマークは、めぼしい方はほとんど品切れでして…(涙)。入荷も未定になってましたが、せめて寿美礼ちゃんの分くらいは花組公演の時に買えるようにしてよ~!と切実に思いました。

で、キャトルやプチミュージアムの話はいずれするとして、まずは観劇の感想。
『MAHOROBA』から始めると、また芝居の方までたどり着かない恐れがあるので(笑)、まずは『マジシャンの憂鬱』の感想から。

昨夜病院で携帯で書き始め、それをパソコンに転送して書き続け、手直ししてやっと完成しました。
ただしあくまで私の個人的な感想ですし、ネタばれありですのでその辺をお含みおきの上お読み下さい。




私、基本的に正塚先生の本は好きです。
セリフのキャッチボールもテンポがいいし、大げさじゃなくてさりげない感じもいい。
今回の『マジシャンの憂鬱』も、瀬奈じゅんにマジシャンをさせようと思ったことにまず拍手を送りたい。だってぴったりなんですもの。
この舞台、幕明きからちょっとお楽しみが。場内が暗くなると、舞台上にシルクハットとマントの男が6人くらい(いや5人だったかも)現れ、そのうちのひとりがアサコちゃんなのですが、どこから登場するかは毎公演変わるらしいです。
ちなみに昨日は舞台下手でしたが、前回観た時は上手花道でした。
何度も観るなら、シルエットと動き方でどれがアサコちゃんか見当を付けてみるのも楽しめるかもしれません。
話題のクロースアップマジックですが、残念ながら遠目なのであんまり『おおっ~』と感心するほどではありません。(前から5列め位までなら結構見えるのかも)
まあ、マジシャンの雰囲気をかもし出しているアサコちゃんを楽しもう!(笑)ってことでしょうか。

そしてアサコちゃんの歌から流れるような展開で、話の核心部分まで一気に持っていきます。
前回の星組『愛するには短すぎる』の幕明きとほぼパターンとしては同じのような気がしますが(笑)ま、あえてそこはつっこまないことにして。
この芝居は、テンポのいい台詞とその微妙な『間』が見どころ(聞きどころ?)だと思います。
アサコちゃん×霧やん、アサコちゃん×かなみちゃん、台本で読むと(ル・サンク買っちゃいました!)なんと言うことはない会話なのですが、実際に舞台で掛け合いになると面白~い会話になります。特に霧やん扮する殿下の『パッショネイト』なところが見ものです。
かなみちゃんはいつもの可愛い系の役柄ではないので、台詞の声は少し低めにしているのでしょうか?もうすっかり主演娘役として落ち着きがあり、歌声もきれいで安心してみていられますね。
話の展開も、後半はそんなにうまいこといくのかい?って感じで、やや急ぎすぎた感はありますが、宝塚のオリジナル脚本の内では突っ込みどころは少ないほうです(笑)
シャンドールの仲間の5人組(出雲さん、嘉月さん、大空さん、遼河さん、龍さん)は、かなり早口の台詞が多くて前回観た時はよく聞き取れない部分もあったのですが、今回は皆さんの滑舌がよくなったのか、私の耳が慣れたのか、はたまた話のテンポがまえよりゆっくりだったのか、
よく聞き取れました(笑)。
専科の未沙さん、八代さんは言わずもがなです。(まあ、ちょっとコントっぽくなりすぎじゃと思わないでもなかったですが…)
私的にツボだったのは、アサコちゃんが皇太子妃の事故現場で、小動物が引かれたときの状況を『小芝居』するところです。(ご覧になった方はお分かりだと思いますが)

今回正塚先生は大劇場フィナーレ演出初挑戦だそうですが、短いながらも正統派フィナーレという感じでした。
少し変わっているのは、芝居の最後の場面から場面転換無しでラインダンスにつなげていること。宮廷のパーティーの余興(?)として始まるような感じです。
そのあと霧やんが、センターで男役を率いて踊り、娘役がそれに絡みます。
そしてアサコちゃんが真っ赤な衣装に身を包み登場!今回で退団の瀧川さん以下娘役陣と絡み、そのあと祐飛くんを含むスター路線=劇団プッシュ男役陣のセンターで踊る。
この扱いを見てると、どうみても霧やん2番手というように見えますが…。
最後はかなみちゃんとのデュエットダンスで決まりです。
昨年の『ネオ・ダンディズム』でもあった、逆手持ちの回転リフトがありますが、派手で見栄えはいいですね。
回っているご本人たちは、結構目が回って大変というような話も聞きましたが。

私、実を言うとアサコちゃんを生で意識してみるのはこの公演が初めてでして…。
(おさあさ時代は冬眠してましたので 笑 観てません)
どちらも正統派男役だと思いますが、おさちゃんのほんわかとしてなんか守ってあげたい!という母性本能をくすぐられるような男役に対して、あさこちゃんはほんとに隙がないというか、付け入る隙がなくて、ちょっと冷たそうに見えるところが魅力かもしれない。悪い男に惹かれるってやつでしょうか(笑)
それに今、月組は、男役陣が充実していますから、その点でもお互いに切磋琢磨しあってさらに魅力が引き出されてるような気がします。

派手ではないけど充実した舞台でした。
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by hotei-fan-top | 2007-09-14 15:50 | 宝塚