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徒然日記

復活!

お久しぶりです。
色々ありまして、しばらくブログにたどり着けませんでした。

実は先週の月曜日(15日)義父が旅立ちました。

8月のお盆明けの頃から、色々と体に不具合が出てきて、(左下肢の壊疽、腎機能の悪化)
主治医の先生からの呼び出しもたびたびあり、余り長くはないということは薄々感じていたのですが、肺炎を起こして10日頃から呼吸状態がかなり悪化したことが、致命傷となったようです。
お医者様からは、人工呼吸器を付けて透析をすればもう少しは…というお話もありましたが、家族で話し合って(つらい選択でしたが)呼吸器を付けることは望みませんでした。
最後の4日間、夜間は私が付き添いました。
今まで、実家の祖父母の死は経験していますが、今回のように死を『看取った』のは初めての経験です。
突然旅立たれるのは、とてもつらいことですが、このように死にゆく過程を見つめるというのも、かなりハードなことでした。
最後の夜は、だんだん冷たくなって反応しなくなった、義父の指先に付けた血中酸素量を測るセンサーの数値を何とか表示させようと一晩中熱いおしぼりで義父の手を温めながら、さすり続けていました。
たとえセンサーが反応して数値が読み取れたとしても、決してそれが回復したということではないのはわかっていても、何もしないでいることはできませんでした。
ここ数年は、病気がちで入退院を繰り返していましたし、最期の4ヶ月は話すことも食べることも動くこともほとんど出来ませんでしたから、活動的だった義父にとってはつらかったことと思います。
果たして、義父がどのような思いで旅立ったのかはわかりませんが、あの状態で永らえることは望まなかったように思います。

17日に葬儀、昨日はお寺で初七日を済ませました。
このあたりは、家でお葬式を執り行なうのが一般的で、義父の容態が悪くなってから、夜は病院、昼間は家の片付けという日々…。
義父がまだ生きているのに、お葬式のための片付けをするというのはつらいことでしたが、片付けないわけにもいかず、頭を空っぽにしてひたすらもくもくと掃除をしました。
11日深夜には、娘も帰省して(娘は1年くらい義父に会っていませんでした)、まだかすかに意識のある義父を見舞うことが出来ましたし、亡くなった当日には病院から遺体が帰るまで、親戚のおばの指示でよく働いてくれて助かりました。
息子は、仕事の関係で葬儀の前日に帰省し、葬儀翌日にはまた上京しましたが、2日間の通夜の間ほとんど起きて頑張ってくれて、私には少しでも眠るようにと言ってくれました。
15日からの怒涛のような1週間が過ぎて、通夜も葬儀も何だか遠い昔のような気がしています。

今は、もっと義父に対して出来ることがあったんじゃないかという思いと、もうあそこまで頑張ったんだから楽になって良かったんじゃないかという思いと、色々な思いが交錯してまだ落ち着きません。
義父は友人も多かったので、葬儀には間に合わなくても、新聞のお悔やみ欄を見て知った方が、葬儀の次の日には何人も弔問に来てくださいました。

そうかと思えば、石材屋、仏具屋等のセールスの方が皆同じように線香やろうそくのお供え物を持って、お墓、仏具、位牌等のセールスにやってきたのにも驚きました。
こんな田舎の家でも、6~7人は来たでしょうか。
あと、売り込みの電話も数件、四十九日後の祖供養の品や法要の料理のパンフレットも送られてきました。
皆さん商魂逞しい…。
義父は80歳を過ぎていましたから、売り込みをしやすいということもあるのでしょうが(お若い方が亡くなった場合はそうもいかないと思います)、疲れた頭には、余計イライラがつのるだけ…。
このような品物の売り込みはタイミングが難しいですね。

こちらは仕上げの法要まで、親戚が「おかんき」(お経を読むこと)をするために、毎晩7時頃我が家に集まります。
皆揃って、お経を読み少し歓談して解散という日々が三十五日の法要の日まで続くので、それまでは落ち着かない日々が続きますが、またボチボチとブログを綴っていきたいと思います。

義父のことで、色々と励ましてくださったり、ご心配頂いた皆様、本当にありがとうございました。
皆様のお言葉に何度励まされたことか…。

楽しみにしていた寿美礼さんのコンサートも行くことが出来なくて、それだけは本当に残念でしたが、最期まで義父を看取ることが出来ましたので、そういう運命だったのだと思います。


しばらくお休みしている間に、宝塚の方は『花全ツ』も始まっちゃったみたいだし、雪組は千秋楽を迎えちゃったし、ギャッツビーももう終わっちゃったのかな?

そうそう、オギーは退団するんですってね。
最後のショーを観ることが出来てよかった…荻田先生はこれからどうするんでしょう。
しばらくブログも巡ってなくて、「浦島太郎」状態ですが、またあちこちにコメントも入れていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いしま~す。
by hotei-fan-top | 2008-09-22 22:47 | 日常