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徒然日記

演劇鑑賞会

今日は、こちらのお芝居を観に行ってきました。
演劇鑑賞会_e0115712_2215531.jpg

私の憧れの君『ロムさん』が出演していらっしゃいます。

劇団NLTの公演で、彼女は林与一さんとともに客演ということです。
この劇団は、喜劇一筋に40年という、老舗の劇団。
安心して笑わせていただきました003.gif

本日は例会担当ということで、開演は14時だったのですが、お昼過ぎから会場に行って会場設営やチケットのもぎりなどのお手伝いをさせていただきました。
ロムさんにもちょっとだけお会いしましたが、相変わらず美しくってサバサバしてて~
何だか彼女の笑顔を見てほっとしました。

ではちょこっとだけお芝居の内容と感想を~。




今回の御芝居の原作はイタリア喜劇です。
宴会泥棒という、呼ばれもしない宴会に貴族のふりをして紛れ込み、そこでくすねた料理や酒を売って稼いでいるレオニーダ・パパガットー(林与一)
その内縁の妻マリアが今回のロムさん(旺なつき)の役です。
しかも2人の子持ちの役~(汗)

【あらすじ】
失業者が溢れるナポリの下町。度重なる家賃滞納から、パパガットー一家は、立ち退きを迫られている。
当主レオニーダは「宴会泥棒」という奇妙な仕事で家族を養っている。彼は、燕尾服に身を包むと、貴族に成り済ましては、招待されてもいない宴会に出席し、料理や酒をチョロマカし、それを売り捌いている。
が、売上げは下降の一途。一計を案じた彼は、宴会で知り合った本物の貴族から金を毟り取ろうと、詐欺まがいの慈善活動を持ちかけるが、彼らの財布の紐は、意外と固い。
ところが、件の貴族の息子が、殺人事件を起こして、パパガットー一家に逃げ込んで来る。多額の謝礼を当て込み、起死回生を狙うレオニーダは、彼を匿うことにするのだが…。
(パンフレットより抜粋)


林さんは、いかにも胡散臭い役を、それでも品を失うことなく演じておられたのはさすが!
横文字の役は初めてとのことですが、なかなかどうして~恰幅も良くて様になってました。
(見た感じが魔法使いサリーのパパみたいで…笑えました)
ロムさんは、エプロン姿で足踏みミシンを踏みながら内職~(笑)
20年も一緒に暮らしながら(しかも子どもが2人いるにもかかわらず)いまだに内縁の妻。
充分所帯じみてていいはずですが、私の贔屓目かそんな風には見えなくって~(苦笑)
でも、林さんとの絡みはもちろん、他の劇団員の方々がどなたも達者で危なげが無くて、大いに笑わせていただきました。

口に飴玉が入っていないとサンタルチアを歌い続け、帽子を取ると泣き出すという(笑)『爺さん』役をやってらした川端槇二さん(劇団代表)。
開演前にはロビーにいらして、私たち例会担当の会員に『お世話になります』とちゃんとご挨拶してくださいました。
演劇鑑賞会って、ただ舞台を観るだけじゃなくって、こういう生の劇団員の方とのふれあいが出来るのも楽しみのひとつなんですよ。

このお芝居、喜劇なのですが、最後の場面で、レオニードがマリアにプロポーズするのです。『~残りの人生もあなたと~』という副題の意味がその時なるほど~と納得がいきました。

意外などんでん返しや、最後はほろりとさせられるところもあってよいお芝居でした。
by hotei-fan-top | 2008-10-13 23:16 | 宝塚OG